カテゴリごとにPerk(パーク)の効果を紹介&評価: Powerカテゴリ編

基本無料のオンライン専用ハンティングアクションゲーム「Dauntless」では、大部分の装備(武器/防具)とすべての装飾品(Cell/セル)が、Perk(パーク)を+1~+3する能力を持ちます。

各パークは+6まで能力を伸ばせます。パークの組み合わせによって攻撃能力や防御能力を大幅に強化でき、強力なBehemoth(ベヒモス)にも対抗できるようになります。

パークの五つのカテゴリ(Defence、Power、Mobility、Technique、Utility)に応じて、すべてのパークの性能と評価について紹介していきます。

f:id:GoRoku30:20190701205122p:plain Powerカテゴリのパーク

このページでは、Powerカテゴリのパークについて取り扱います。

Powerカテゴリのパーク一覧

各パークの評価

★★★:強い
★★☆:普通。パークの組み合わせや戦うベヒモスによっては強いこともある
★☆☆:いまいち

 

Aetherhunter:★★☆

エーテルチャージ状態について
怒り状態とは別に、属性を持つベヒモスの一部が使ってくる状態です(無属性のベヒモスは使ってきません)。多くの場合見た目が変化し、この状態特有の攻撃を行います。


この状態を使ってくるベヒモス一覧と特殊な攻撃

  • Embermane Embermane: 距離を離して咆吼したあと、炎を身にまとう。曲射火炎弾攻撃。連続火炎ブレス攻撃。

  • Charrogg Charrogg: 火炎放射攻撃。

  • Hellion Hellion: 身体の灼熱化。攻撃速度の向上、火炎攻撃の頻度の上昇。Moltenパークで生成されるのと同じMolten Heartsを落とす。

  • Boreus Boreus: 氷バリア。氷バリアはダメージを大幅に軽減する。召喚された子分を倒した回数だけ氷バリアに有効な攻撃が可能になる。
  • Pangar Pangar: 体が氷に覆われて、回転転がり攻撃で氷柱を生成。しっぽ叩きつけ攻撃などに氷が追加。

  • Nayzaga Nayzaga: 背中や腕、しっぽのトゲが大きくなり、通常の2本ではなく4本のトゲの電撃砲台を設置する。4本トゲの砲台を破壊するとNayzagaのエーテルチャージ状態を解除しつつ気絶させられる。

  • Kharabak Kharabak: インタラプト可能な突撃を行う。突撃の前に少し上昇する予備動作があるので、それを見て迎撃の準備ができる。

  • Koshai Koshai: 角が生えてきた状態。状態移行直後に、地面を覆ういばらを一度に2エリア(一つはその場)で生成する。
  • Valomyr Valomyr: 周囲の空中にドローンを生成する。

  • Rezakiri Rezakiri: プレイヤーをプリズムに捕らえて移動を制限し、空中連続レーザー、地上光弾ばらまき、空中光弾ばらまきを一気につなげてくる。

  • Riftstalker Riftstalker: 体が紫に発光する。エーテルチャージ状態の時間が長い。

  • Shrowd Shrowd: 体が紫に発光する。エーテルチャージ状態の時間が長い。

エーテルチャージ状態になるベヒモスとならないベヒモスが居て、さらに、エーテルチャージ状態中のベヒモスの行動はそれぞれ全然違います。

そのため、Aetherhunterパークの有効度も対戦するベヒモスによって大きく変わります。

Umbral(闇属性) Umbral(闇属性)のベヒモスエーテルチャージ状態が長いのが特徴で、Riftstalker RiftstalkerとShrowd Shrowdに対して効果を期待できます。

 

Discipline:★★★

※トライアルモードのノーマル難易度の報酬であるSteel Marksを消費してLady Luckの店で購入可能。パーク(+3のセル)の値段は150 Steel Marks。

※パークなどで補正がないときの体力の上限は1000です。スレイヤーレベルに応じて体力の上限が少し上がり、レベル41で上限が1100になります。

クリティカルヒットした場合は1.5倍のダメージ(部位破壊や気絶、裂傷にも影響)を与えられます。Cunningパークの+4を搭載しているとダメージは1.6倍、+5なら1.7倍、+6なら1.8倍になります。

Dauntlessで人気のあるビルドの一つとして、体力50%未満で効果を発揮するパーク(IceborneパークRageパークWild Frenzyパーク)を複数搭載した「低体力ビルド」があります。

低体力といいつつ、Iceborneパークを採用すると被ダメージを抑えつつ体力を回復できるため、生存性と戦闘力を両立させた初心者に優しいビルドになります。

RageパークWild Frenzyパークは、タイムアタックでも使える攻撃的なパークです。しかし、能力を発揮させるためにわざと体力を減らすのが手間なので、たまにしか採用されていませんでした。

この問題を解決するのが、Disciplineパークです。セル1個分(+1~+3)の採用でも最大体力を50%(体力50%未満系の能力は発動します)にしてくれます。

Disciplineパークは、RageパークWild Frenzyパークの能力を常時発動させるだけでなく、クリティカルヒットの発生率を向上させる効果も強めに設定されています。そのため、クリティカルヒットのダメージを向上させるCunningパークとの相乗効果があります。

低体力 & クリティカルビルドの使い勝手を大きく向上してくれるのがDisciplineパークです。+3の時点でじゅうぶんな効果を発揮するので、150 Steel Marksの出費で済むのも良いです。

 

Deconstruction:★★☆

  • +1: ベヒモスによって生成された物体に対するダメージを110%に向上させる。
  • +2: ベヒモスによって生成された物体に対するダメージを120%に向上させる。
  • +3: ベヒモスによって生成された物体に対するダメージを130%に向上させる。
  • +4: ベヒモスによって生成された物体に対するダメージを150%に向上させる。
  • +5: ベヒモスによって生成された物体に対するダメージを170%に向上させる。
  • +6: ベヒモスによって生成された物体に対するダメージを200%に向上させる。

物体を生成するベヒモスの数は比較的少ないです。

  • Nayzaga Nayzaga: トゲの電撃砲台。
  • Stormclaw Stormclaw: 電撃フェンス。

  • Valomyr Valomyr: (バリアに効果があるのかは後で調べます)ドローンに対してはDeconstructionパークの有無にかかわらず簡単に破壊できます。
  • Rezakiri Rezakiri: プレイヤーを捕らえるプリズムに効果があるらしい。武器やパークでじゅうぶん攻撃力が高ければ、Deconstructionパークが無くても比較的簡単に破壊できる。
  • Shrowd Shrowd: オーブには効果があるものの、生成する闇の分身には効果が無い模様。(後で調べます) 

Nayzaga Nayzagaは4本トゲの電撃砲台を破壊すると気絶させられるので効果が大きいです。砲台が飛ばしてくる電撃玉は攻撃を当てると発射元の砲台目がけて跳ね返せますし、Nayzagaの体を盾にして消すこともできます。4本トゲの電撃砲台が撃ってくる電撃玉はホーミング性能があるので注意が必要です。

Shrowd Shrowdが生成する闇のオーブは、爆発すると破滅的な範囲攻撃になるので破壊したいです。以前はオーブの後ろに隠れるとShrowdが飛ばしてくる汚染の粒を防げたので割と簡単に破壊できたのですが、バージョンアップで防げなくなった模様です。

闇のオーブの破壊手に手間取るようでしたら、光属性の武器の攻撃力を可能な限り上げて挑むと戦いやすくなります。

NayzagaとShrowd以外のベヒモスに対しては、ほかのパークを積む枠を潰してまでDeconstructionパークを積む必要が無かったり、効果を発揮する場面がまったくなかったりします(物体を生成しない)。

 

Knockout King:★★☆

  • +1: ベヒモスに与える気絶ダメージを5%向上させる。
  • +2: ベヒモスに与える気絶ダメージを10%向上させる。
  • +3: ベヒモスに与える気絶ダメージを15%向上させる。
  • +4: ベヒモスに与える気絶ダメージを20%向上させる。回避の無敵時間で攻撃を抜けたとき、次の攻撃で与える気絶ダメージを50%向上させる。
  • +5: ベヒモスに与える気絶ダメージを25%向上させる。回避の無敵時間で攻撃を抜けたとき、次の攻撃で与える気絶ダメージを50%向上させる。
  • +6: ベヒモスに与える気絶ダメージを30%向上させる。回避の無敵時間で攻撃を抜けたとき、次の攻撃で与える気絶ダメージを100%向上させる。

基本的にハンマー(とアックス)用のパークです。このパークを採用しなくても、頭を狙って攻撃することでハンマーはじゅうぶん気絶を取れます。そのため、Knockout Kingパークを採用するときでも1枠(+3)だけに抑えて、素の攻撃力を上げるパークの方を優先して採用することが多いです。

Knockout Kingパークを採用する場合は、与ダメージ向上能力の高いOverpowerパークとの相乗効果を狙います。

 

Overpower:★★★

  • +1: 気絶や部位破壊、インタラプト成功でダウンしたベヒモスに対するダメージを15%向上させる。
  • +2: 気絶や部位破壊、インタラプト成功でダウンしたベヒモスに対するダメージを20%向上させる。
  • +3: 気絶や部位破壊、インタラプト成功でダウンしたベヒモスに対するダメージを25%向上させる。
  • +4: 気絶や部位破壊、インタラプト成功でダウンしたベヒモスに対するダメージを40%向上させる。
  • +5: 気絶や部位破壊、インタラプト成功でダウンしたベヒモスに対するダメージを55%向上させる。
  • +6: 気絶や部位破壊、インタラプト成功でダウンしたベヒモスに対するダメージを70%向上させる。

気絶を取りやすいハンマー(とアックス)の火力を大幅に向上させられます。インタラプトしやすいベヒモスに対しては、ハンマー以外の武器でも火力の向上を見込めます。

ゲーム中でも屈指のダメージ上昇力を持つパークなので、3分以内の討伐を狙うときなど、(どの武器でも)短時間での討伐を狙う場面でよく採用されます。

そのベヒモスを倒せるのは当たり前で、いかに早く倒すのかを意識する段階になったら積極的に採用していくパークです。

弱体化する前のOverpowerパークは+6で与ダメージが80%も向上しました。一応ラスボスポジションの Shrowd Shrowdですら、永遠にダウン(ダウン状態で大ダメージを受けて部位が破壊されて再度ダウン状態になる)して倒されていたほどです。

 

Pacifier:★☆☆

  • +1: 怒り状態のベヒモスに与える気絶ダメージを10%向上させる。
  • +2: 怒り状態のベヒモスに与える気絶ダメージを20%向上させる。
  • +3: 怒り状態のベヒモスに与える気絶ダメージを30%向上させる。
  • +4: 怒り状態のベヒモスに与える気絶ダメージを40%向上させる。
  • +5: 怒り状態のベヒモスに与える気絶ダメージを50%向上させる。
  • +6: 怒り状態のベヒモスに与える気絶ダメージを60%向上させる。

効果を発揮する状況が限定されすぎているため、採用されているところをほとんど見かけません。より汎用的に使えるRagehunterパークが人気です。

 

Rage:★★☆

  • +1: 体力が50%未満の場合、与えるダメージを5%向上させる。
  • +2: 体力が50%未満の場合、与えるダメージを8%向上させる。
  • +3: 体力が50%未満の場合、与えるダメージを12%向上させる。
  • +4: 体力が50%未満の場合、与えるダメージを16%向上させる。
  • +5: 体力が50%未満の場合、与えるダメージを20%向上させる。
  • +6: 体力が50%未満の場合、与えるダメージを25%向上させる。

バージョンOB 0.9.2で、+1~+3の発動条件が体力30%未満から体力50%未満に強化されました。

攻撃力を向上させる系統のスキルの中でも向上させる量がやや少ないです。Rageパーク単体で採用されることはほとんどなく、Iceborneパークとの相乗効果を狙って採用されます。

Disciplineパークが追加されたことでRageパークの効果を常時発動できるようになり、装備に組み込みやすくなりました。

 

Ragehunter:★★★

  • +1: 怒り状態のベヒモスに与えるダメージを5%向上させる。
  • +2: 怒り状態のベヒモスに与えるダメージを10%向上させる。
  • +3: 怒り状態のベヒモスに与えるダメージを15%向上させる。
  • +4: 怒り状態のベヒモスに与えるダメージを20%向上させる。
  • +5: 怒り状態のベヒモスに与えるダメージを30%向上させる。
  • +6: 怒り状態のベヒモスに与えるダメージを40%向上させる。

多くのビルドで+6で採用されている人気の高いパークです。ベヒモスが怒り状態であればダメージを最大40%向上させられるという、お手軽さと効果の大きさが魅力です。

怒り状態中はベヒモスの攻撃のモーションが速くなるので、あまり欲張って攻撃しないようにしましょう。

闇属性のベヒモスは怒り状態よりもエーテルチャージ状態の方が長い傾向にあるので、RagehunterパークよりもAetherhunterパークを採用した方がダメージを稼げることがあります。

攻撃能力を上げる手段が少なかったときは圧倒的な人気がありましたが、BerserkerパークDisciplineパークが追加されたことで、Ragehunterパーク無しでも火力が出るようになり、人気は少し落ちています。

 

Sharpened:★★☆

  • +1: ベヒモスの破壊可能な部位に与える部位破壊ダメージを5%向上させる。
  • +2: ベヒモスの破壊可能な部位に与える部位破壊ダメージを10%向上させる。
  • +3: ベヒモスの破壊可能な部位に与える部位破壊ダメージを15%向上させる。
  • +4: ベヒモスの破壊可能な部位に与える部位破壊ダメージを20%向上させる。回避の無敵時間で攻撃を抜けたとき、次の攻撃で与える部位破壊ダメージを50%向上させる。
  • +5: ベヒモスの破壊可能な部位に与える部位破壊ダメージを25%向上させる。回避の無敵時間で攻撃を抜けたとき、次の攻撃で与える部位破壊ダメージを50%向上させる。
  • +6: ベヒモスの破壊可能な部位に与える部位破壊ダメージを30%向上させる。回避の無敵時間で攻撃を抜けたとき、次の攻撃で与える部位破壊ダメージを100%向上させる。

注意: 破壊可能な部位に攻撃を当てたときに表示される部位破壊ダメージ(黄色い数値) = ベヒモス本体へのダメージ(白い数値)ではありません。部位破壊ダメージはその名のとおり破壊可能な部位を壊すためだけのダメージで、部位が破壊されるまではベヒモス本体へのダメージよりも優先的に表示されます。表示されていないだけで、ベヒモス本体にもダメージは入っています。ただし、部位破壊用ダメージの増幅能力は、ベヒモス本体へのダメージを増やすわけではありません。

Dauntlessでは、ベヒモスが持つ破壊可能な部位の多くは、破壊してもベヒモスの戦闘力にあまり影響がありません。破壊したときにベヒモスがこける部位は多いので、攻撃のチャンスを作るという点で部位破壊に意味があります。

ビルドの方針として、とにかく強いベヒモスを倒したいというビルドではSharpenedパークの優先度が低く、与えるダメージを向上させるパークが優先されます。しかし、部位破壊報酬や熟練度のレベル上げを目当てに、同じベヒモスを何度も討伐するためのビルドではSharpenedパークの優先度が高くなります。